すべてが良くも悪くもないなら

すべてが良くも悪くもなく、すべてが認識の幻想なら、何をしてもいいのでしょうか?

 

戦争や人殺しもよいですか?

 

 

 

こんなご質問を受けた事がある。

 

覚者の段階によっては、それすら認識、何も起きてない。と言う。

 

そして覚者のこの話ですら良し悪しはないのではあるが、

 

決定的にこの悟りに抜けているのは、物理世界の理、もしくは自然界の連鎖のバランスを観ていないことだ。

 

 

悟っても体はそこにある。

 

悟っても殴られたら痛いし、暑いも寒いもある。

 

戦地のど真ん中に体を放り込めば、DNAからくる本能で逃げるだろう。

 

(まぁ、何か信念を強く持ち 身をもって無抵抗の真理の教えを貫く僧侶等ならまた話しが変わってくるがここでは少し脱線するので触れないでおく)

 

本能からくる苦痛を受けた時に、どういうエネルギー影響が起こるのかを観れば、意識上に良し悪し、善悪がなくとも、全体という生命体についてのバランスも考慮していくことになるはずだ。

 

地球全体が、地球内にあるものが、仮に自分の体そのものであったなら、どうだろう。

 

一口に悟りと言っても、意識の有り様や世を見る角度、語る時の視点、表現はちがう。

 

 

 

どれが良いも悪いもないが、それを見聞きするあなた自身が、どう在りたいかしかないのだ。

 

答えは頭の中にはない。

 

あなたは、そのボディを通して観る世界を、どう選択すると、満ちるかんじがするだろうか。

 

あなたはそのボディを通して、あなたを知りたくて、そこに在る。

 

 

 

 

私に師はいないが、2名ほど日本人でゴールドドラゴンボディ(虹の体)に至った覚者を存じており、その方々の御言葉には頷くものがある。

 

彼らの言葉のひとつに

 

悟るとこの世は幻想と分かりますが、しかし幻想の世界が存在しているのもまた事実です。

 

と、いうものがある。

 

幻想だが、しっかり在るこの物理世界を、どう生きるのか、どう過ごすのか、それはとても大切なことだ。

 

あなたは あなたの すべてを知りたくてそこにボディを具現化した。

 

あなたのボディは宇宙の流れに必要で完全でそこに在る。