DNAから見える反応のパターン

瞑想によりDNAを観察していた。人間は動物的な本能の反応と、意識的な解釈が連結して、他者と自分に対する思考感情に繋がっている事がDNAから見える。

 

例えば火を触ったら熱い→触り続ければ皮膚が損傷する→だから触らない、という動物的な判断(反応)が火に触れそうになると無意識の中で瞬時に行われるわけだが、この反応パターンに、意識的な解釈が結びつくと人間は自他に対するネガティヴ(またはポジティブ)な解釈に繋がる。

 

“動物的な反応と同じパターンで、他者と直接的に自分に繋げて解釈してしまっている”のだ。

 

例えば、aさんがbさんを否定したとしても、それはaさんの心の動きであって、bさんそのものの事ではない。

 

aが仮に火だとしたら触らなければbは無傷なのだが、火を触ると火傷する、の段階で反応が止まり、しかも触れてもいないのに触れた気になって反応している。

 

それらの反応の関係性(連鎖)で自他を解釈しているのが人間だ。

 

aが私を否定した、だから私は駄目なんだ、とかそんな事を言うaが間違っている、等と無意識にa(火)の反応と自分自身をbは繋げる。

 

火に触らなければbは無傷なのだ。

 

それは単純にaと関わらなければよい、という事でもあるが、aの言動行動をbが自分に結びつけなければbの心にはなにも起こらない。

 

瞑想や内的観察で、自分を縛る様々な心から解放されるのも大切ではあるが、

 

そもそも相手反応と自分を繋げすぎている事に人間の苦はあると見る。