創造主

旅先にいます。朝6時20分です。

明晰夢を見たあとにパッと目が覚め、突き動かされるようにこうしてブログを書いています。

 

誰もが皆、宇宙の根源から生まれた存在ですので、本来は“居るだけ”で必要なだけその物質体(肉体)は生かされるようになっています。精神的、物質的不足というのは、各々で感じている思考感情の中にあり、またその思考感情によって新たに現実は創造され続けます。精神世界で度々言われる、創造主はあなたである、と言うのはこうした仕組みを含んでいます。

 

内観や感情解放のワークや瞑想によって、観念がクリアになればなるほど、精神的にも物質的にも現れている現実が楽になって行くのは、単純に苦しい考えをしなくなるからでもあり、また現実の創造のエネルギーとなる思考感情が変化することにより、現実自体に起こることが変わってくるからでもあり、そしてまた、本来ずっとそこにある宇宙の根源のエネルギーをせき止めなくなる分、その存在に必要なものは自然と与えられるような流れとなってくる。

 

現実は複雑そうに見えて、ほんとうに“(思考感情による)思いの通り”=“思い通り”です。あなたは何を考え、何を感じるのでしょう。◯◯でなければならない、と信じているのなら、宇宙は現実は◯◯でなければならないという事象をあなたに見せてくれます。その事象を見て、人は「ほらやはり思った通りだ」、とその事象に対してまた意味をつけ、付随して喜怒哀楽を感じます。

 

人間の思考感情の多くは、自分は、他者はこのままでは駄目だ、良くない、より良くならねば、と何かをジャッジメントします。◯◯では駄目だ、◯◯では良くない、◯◯より良くならなければ、と思う限り、駄目で、良くなくて、良くならなければならない現実を見ることになるでしょう。

 

それは当たり前に繰り返されてきた社会の刷り込みでしかありません。家庭でも学校でも、何かがよりできれば優秀だと教えられ続け、人間は素直にそれを信じてきました。素直により良くなろうとしたし、その積み重ねで無意識に今のままでは駄目だと考えるようになりました。

 

幸せになりたいと誰もが思うものですが、幸せになりたいと思いながら、今のままでは駄目だというそのエネルギーで創造をします。こうして望みながらも打ち消すような、アクセルとブレーキを同時に踏み続けてしまうような働きを、やめていくことができます。

 

まずありのままの自分を許すところから始まります。ありのままを許していくことは、受け入れることであり、それは肯定です。許し、受け入れ、肯定、のエネルギーから、創造した時、どんな現実となって行くかは察することができると思います。

 

人は自分を許せた分だけ、他者にも寛容になり始めます。先に他者を許そう、心豊かな人間になろう、と、自分が癒されていないのに努めては新たな苦しみを生むだけです。まず自分を許し受け入れるところから始まります。

 

内観という思考感情の紐解き以前に必要なのは、ただ悲しかった自分、ただ怒っている自分、ただ嬉しい自分、を感じきってあげることです。感情はどれも良いものでも悪いものでもなく、中立な視点から見るとただそうあるだけです。ただそうあるだけのエネルギーですから、感じきってしまえば終わります。感情の解放をしてから、内観に取り組むとスムーズです。

 

また多くの方は、言葉を変える必要があります。当たり前に使うネガティブな言葉を1番近くで聞いているのは自分自身です。言葉を認識し、それは思いとなり、思いは現実を創造します。

 

言葉を変えるという取り組みも、感情の解放が先になります。人は心の疲れや傷が癒されていなければ、新しい取り組みにも疲れてしまいますから。

 

内観も言葉を変えることも、感情解放の後です。

 

感情解放、内観や瞑想、言葉を変えるに加え、選びたいことを選んで行ってあげることも大切です。楽だったり、楽しかったり、ワクワクしたり、無条件に惹かれる方向や物を選んであげる。

 

上記は現実創造の仕組みの一部ですが、これらを繰り返し実践して頂ければ人は精神的にも事象的にも満ちる方へシフトしていきます。

 

本日も読んでくださってありがとうございます。

 

くぅ。(@kuujigen) - Twilog