それ以上でもそれ以下でもなく
思考の止んだ“そこ”にただ至福が流れる
しかしここではまだ“至福を感じる何か”が微細な領域で働いている
至福を感じる“それ”を観れば至福も統合され感じなくなる
呼吸は自然に止む
呼吸が自然に止んだ“状態を認識”すると再び至福が現れる
つまり“思考の動かない微細な認識のエネルギー”と至福はイコールなのかなと
しかしこんな言葉上の理屈は
良くも悪くもない意味で取るに足らないこと
ふとエネルギーが生じて
こうして書くことにも人間的な意味はない
ただとある場にささやかな風が生じたように
ただ言葉としただけ
風に善し悪しも正誤も無いように
風はただ風であり
言葉もただ言葉であり
それ以上でもそれ以下でもなく